今日の1ページ

『日本M&Aセンター創業者分林保弘の「仕組み経営で勝つ」』 村田博文 著

財界研究所(2015年11月 発行)

『日本M&Aセンター創業者分林保弘の「仕組み経営で勝つ」』 村田博文 著外部との接点を「組織化」する
日本M&Aセンターは現在、全国の600人の税理士・公認会計士などの会計事務所を理事会員とする「日本M&A協会」という組織を運営している。日本M&A協会はもともと、設立するときに全国の整理し・公認会計士からの出資によってできた会社だ。
組織づくり、そしてその仕組みづくり・・・これが分林のベースになっている。たとえば、企業が特売会やセミナーを開催したとしても、1回限りでは、せっかくそこに集まってくれたお客さんとはもう二度と会うことができない。会社の存続にとって必要なものは「継続性」である。
お客さんとなる人たち、あるいはお客さんを呼んできてくれる人たちとの関係をいかに継続させるか。そのためには、その人たちと「組織」をつくることが重要である。組織することで、その仕事に初めて継続性が生まれる。
これは、日本オリベッティ時代に、コンピューター・システムの営業をしていた時に体得した知恵であり、法則である。(P.160)

日本M&Aセンターは、会社設立から15年後の2006年10月に東証マザーズに上場、そして07年12月には東証1部にスピード上場を果たしています。私も、日本M&A協会の会員になっている関係から、分林会長とは、何度かお話をさせていただきました。今回の書籍は、分林会長の原点になっていることが良くわかり、ますますファンになりました。P4に経営者として最も大事なことが書いてあります。
①企業を上手につくりあげ、事業を構想する力
②そのつくりあげた事業を実行していく力、投資などを展開していくうえでの資金の使い方に関しての適格な判断力。この実行力と判断力は、経営者にとって最も大事な要素である。
③最後に、経営者はいかによいパートナーと仕事をしていくかが重要な要素。世界で成功している会社も同じで、ハーバードビジネススクールでもこのことを最も大事なことと教えている。
構想力、判断力、実行力そして良いパートナーと組む、これが経営者としての成功の条件と教えてもらいました。