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「チーム・ビルディング」日本経済新聞出版社

堀公俊+加藤彰+加留部貴行著 2007年7月17日発行

「チーム・ビルディング」日本経済新聞出版社 堀公俊+加藤彰+加留部貴行著一口にチーム・ビルディングといっても、いろいろなチームの形があり、チームの性格によってやり方も求められるスキルも変わってきます。
 チームを考える上で、大きく2つの軸があります。一つは、チームが一過性のものなのか、ある程度の期間継続する定常的なものなのかです。もうひとつは、メンバーの主体性とチームの疑集性のどちらが強いかです。そうするとチームには4つの場面が考えられ、それぞれに応じて、4種類のチーム・ビルディングがあることが分かります。
① 会議・ワークショップ
② プロジェクト
③ 定常組織
④ 委員会組織 
(P.20)

2003年、ITC(ITーコーデネーター)の勉強をし、ハーマンモデルに出会いました。その時、読んだ本が「ハーマンモデル」2000年10月東洋経済新聞社発行(高梨智弘著)でした。あらためて、目次に目を通してみましたが、チーム・ビルディングという言葉はありませんでした。2000年初頭から使われだしたファシリテーションがそのきっかけになっています。

私は、今、ファシリテーションという言葉に関心を持っています。ウイキペデアによると、Facilitationは、会議、ミーティング等の場で、発言や参加を促したり、話の流れを整理したり、参加者の認識の一致をしたりする行為で介入し、会議形成や相互理解をサポートすることにより、組織や参加者の活性化、協働を促進させるリーダーの能力の一つと説明されています。

チーム・ビルディングはファシリテーションのスキルの一つであり、特に、共通の目的を意識しないで集まることが多い、上記①の会議・ワークショップのとき、短い時間でいかに成果を上げるか!という取り組みのとき効果を発揮します。