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「チーム・ビルディング」日本経済新聞出版社(2)

堀公俊+加藤彰+加留部貴行著 2007年7月17日発行

「チーム・ビルディング」日本経済新聞出版社 堀公俊+加藤彰+加留部貴行著(人のタイプ分けの技法あれこれ)
思考タイプの違いを知るにはいくつかの方法があります。ここではよく知られている4つの技法を挙げておきます。必ずしもすべてを言い当てているわけではありませんが、おおよその傾向をつかむには効果的な方法です。興味があればそれぞれの手法を学んでみてください。

①交流分析(TA) 交流分析(TA)とは、互いに反応しあっている人々の間で行われている交流を分析することで、心のタイプを5つに分類しています。
②エニアグラム エニアグラムとは「9の図」というギリシャ語で、人の果たす役割の傾向とそのアクティビティを9つのタイプに分類しています。
③ハーマンモデル ハーマンモデルとは、「脳」の研究をベースにしたツールで、対人判断の要素を4つのタイプに分類しています。
④コーチング コーチングでは、自分の内面に潜む感情の現れ方をもとに4つのタイプに分類しています。

(P.48)

普段の仕事でも同じですが、相手の思考の特性を知った上で、コミュニケーションをとる事は大切です。まして、会議やワークショップという一時的な場で良い結果を期待するなら、上記の①から④のいずれかの準備は必要。私はハーマンモデルのインストラクターを目指しています。