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「ユダヤ商法」マーヴィン・トケイヤー

「ユダヤ商法」マーヴィン・トケイヤー著 日本経営合理化協会出版局

「ユダヤ商法」マーヴィン・トケイヤー(教育の五つの秘訣)
教育の最大の目的は、新しいものを創り出す個性的な力をもった人材を育てることにある。このために、自立した人間を創らなければならない。これが人づくりである。
(中略)
ここでユダヤ人の教育の成功の秘訣を五つあげよう
①個人を重視する
②自分の得意分野で優越することを目的とする
③全人格を向上させる
④創造力を養う
⑤生涯を通じて学ぶ
先にあげた五つの秘訣は、ユダヤ人の長い歴史を通じて教育の目標とされて
きたものである。
(P.131)

改めて自立した人間という意味を考えてみましたが、容易に答えが出ません。自立していない証拠でしょうか。ユダヤ人の教育の秘訣五つには深い意味があります。本には、それぞれの項目についてわかりやすい解説があります。改めて読み直し、社員教育のあり方について考えてみることにしました。

「無印良品は仕組みが9割」良品計画会長 松井忠三著

良品計画会長 松井忠三著 2013年7月初版発行、角川書店 p.147

「無印良品は仕組みが9割」良品計画会長 松井忠三著コンサルタントには組織は立て直せない。
経営戦略にしろ、人材育成にしろ、社内やチームでは解決できない問題が出てきたと場合、コンサルタントに頼るリーダーが多いのではないでしょうか。(中略)
コンサルタントのノウハウが、必ずしもその組織やチームに役立つとは限りません。当たり前ですが、コンサルタンとは、本人の専門分野や得意分野で問題解決の提案をしてくれます。しかし、それが問題の本質に迫っているとは限らないのです。コンサルタントが活躍するには、結局のところ、実行力のある社内のリーダーと共に行動するしかないのです。(P.147)

私もコンサルタント的仕事をしています。経営戦略を得意分野にしているのですが、コンサルタントではありません。ファシリテーションを目指しています。ファシリテーションとは、「会議、ミーテイングの場で発言を促したり、話の流れを整理したり、参加者の認識の一致を確認したりする行為で騎亜入試、合意形成や相互理解をサポートすることにより、組織や参加者の活性化、協働を促進させるリーダーの持つ能力の1つ」という意味です。
 ファシリテーターは企業内にも必要ですが、外部(第三者的立場)の人が入ることにより、会議の効率や合意形成などの流れが促進されます。社内のリーダーと共に行動することを心掛けています。