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「子や孫に読み聞かせたい論語」安岡定子著

幻冬舎 2011年10月5日

「子や孫に読み聞かせたい論語」安岡定子著志をもって生きる
師曰く
吾十有五にして学に志す。
三十にして立つ。
四十にして惑わず。
五十にして天明を知る。
六十にして耳従う。
七十にして心の欲する所に従えども、矩を超えず。

孔子先生はおっしゃった。「私は十五歳で学問に志し、三十で自立した。四十歳で物事の道理がわかり、心の迷いがなくなり、五十歳で天から与えられた自分の使命・運命について自覚した。六十歳でどんなことでもよく理解できるようになり、七十歳になり、自分の思いのままに行動しても、人の道を外れることがなくなった」
(P.30)

ピンチになった時、知人が、師曰く・・・という言葉をメールで送ってくれました。論語の勉強はしたことがありません。ずっときになっていて、長崎で孔子廟に行ったとき、この言葉と再び出会いました。それからわかりやすい論語の本はないかと探していたのですが、やっと見つかりました。子や孫に読み聞かせたいというタイトルに惹かれました(笑)。著者が、安岡正篤師の次男・正泰氏の長女です。バックにいれて、時々読み返すことにしました。