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「ある日突然40億円の借金を背負う-それでも人生は何とかなる」湯澤剛(ゆさわつよし)著

PHP研究所 2015年8月6日

「ある日突然40億円の借金を背負う-それでも人生は何とかなる」湯澤剛(ゆさわつよし)著何が増えても、日数だけは確実に減っていく
 この5年のために、1827日分の≪日めくりカレンダー≫を作った。妻にも手伝ってもらい、手作りで完成した。そしてそれを、寝室に置いた。
「今日も会社は潰れなかった」「今日もなんとか乗り切った」「自分も会社も。まだ生きている・・・」そう思いながら、就寝前にカレンダーを1枚めくることで、明日への思いを強く保つことができた。
(6行略)
なぜ「5年だったのか」については、明確な理由はない。
多くの会社は事業承継をしてから5年以内に倒産しているという話は聞いていたので、とにかく5年やれば何らかの結論は出るだろうという程度だった。
(P.104)

2015年10月3日(土)(中小企業家同友会の講師で来青された翌日→講演には都合で参加できませんでした)、直接湯澤氏のお話を聞くことができました。人事をテーマにした、ミーティングだったので本には書けない、本音の話をお聞きすることができました。本にある「運命の言葉 Never never never give up」という言葉に勇気をいただきました。
今回、取り上げたかったのは「多くの会社は事業承継してから5年以内に倒産している」という言葉です。湯澤氏の本に「話を聞いていた」とあるので、その根拠を確認し、承継して、5年たってもつぶれない、経営の仕組みを伝えること。それが会計人としての使命と感じました。