ニュースレター

イノベーション③(2017.2.23)

いつも大変お世話になっております。
若山経営です。

今回も、弊社 若山が週間帝国ニュース(株式会社帝国データバンク青森支店様
発行)に掲載させて頂いた『小規模企業の経営戦略』の記事の中から、抜粋した
ものをお届けします。

イノベーション  -3

後継者と一緒に、これから5年後の経営計画を作成し、
その実現に取り組むことの必要性を感じています。

その前提には、イノベーションが必要です。

2015年4月の中小企業白書概要P6には、以下のように記載されています。

○従来、大企業と中小企業・小規模事業者とに存在した相互依存関係の下、
受託加工を事業の中心にしてきた中小企業・小規模事業者は、
大企業が市場から獲得してきた需要の恩恵を享受。

○しかし、グローバル化の進展などを背景に、
大企業と中小企業・小規模事業者との間の相互依存関係は希薄化。
これにより、中小企業・小規模事業者は自ら市場と向き合い、
需要を獲得する必要に迫られている。

人口減少に加えて、少子高齢化と市場のシュリンク(縮小)は
全ての業種に共通する課題です。

需要を創造するため、イノベーションにチャレンジしましょう。

イノベーション②(2016.2.16)

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若山経営です。

今回も、弊社 若山が週間帝国ニュース(株式会社帝国データバンク青森支店様
発行)に掲載させて頂いた『小規模企業の経営戦略』の記事の中から、抜粋した
ものをお届けします。

 イノベーション  -2

私は、ドラッカーの本で経営のことを学んできましたが、
「イノベーション」という言葉が良く理解できていません。

最近、「なぜ、今シュンペーターなのか」※1という本に出会い、
少し理解が深まりました。
そして、シュンペーターは、ドラッカーの師匠的存在であることも
わかりました。

「経済発展の理論」は1913年、シュンペーターが29歳の時に刊行されています。
「企業家によるイノベーションの遂行が経済を発展させる」(P79から引用)
という内容です。

今、書店にインベーションに関する本が多くありますが、
100年も前から言われていることだったのです。

※1 「なぜ、今、シュンペーターなのか」秋元征紘著
2015年10月 クロスメデイア・パブリッシング発行

イノベーション①(2017.2.9)

いつも大変お世話になっております。
若山経営です。

今回も、弊社 若山が週間帝国ニュース(株式会社帝国データバンク青森支店様
発行)に掲載させて頂いた『小規模企業の経営戦略』の記事の中から、抜粋した
ものをお届けします。

 イノベーション  -1

イノベーションという言葉は、オーストリアの経済学者 シュンペーター※1
によってはじめて定義されています。

注目したいのは、著書「経済発展の理論」の中で、
経済発展は人口増加や機構変動などの外的な要因よりも、
イノベーションのような内的な要因が主要な役割を果たすと述べていることです。

私達の経営を取り巻く外部環境は激しく変化しています。
これからの経営は、内部環境の強みや弱みだけでなく、
外部環境の変化による機会や脅威にも着目しましょうと述べてきました。
内的な要因が主要な役割を果たす、イノベーションはなぜ必要なのでしょうか。

イノベーションとは、新しいものを生産する、
あるいは既存のものを新しい方法で生産することです。

ここでの生産という言葉は、ものや力を結合することと定義され、
イノベーションの例として、次のことが挙げられています。

(1) 創造的活動による新製品開発
(2) 新生産方式の導入
(3) 新マーケットの開拓
(4) 新たな資源(の供給源)の獲得
(5) 組織の改革

※1 ヨーゼフ・アロイス・シュンペーター
(Joseph Alois Schumpeter、1883年2月8日 – 1950年1月8日)
オーストリア・ハンガリー帝国(後のチェコ)モラヴィア生まれの経済学者