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経営は『実行力』②(2014.10.22)

【経営は『実行力』】(2)

いつも大変お世話になっております。
若山経営・東京事務所の若山です。

今回から、弊社若山が週間帝国ニュース(株式会社帝国データバンク青森支店様発行)
に掲載させて頂いた『経営は「実行力」』の記事の中から、抜粋したものをシリーズでお届けします。

 
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①【「V時回復の経営―2年で会社を変えられますか」三枝 匡著:日本経済新聞社出版(初版は2001年9月)】 
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  著者の三枝氏は、事業再建を専門にするコンサルタントです。
  経営改革の推進に当たって組織の中にある抵抗勢力を抑え、どのように推進していくか、
  その基本を「商売の基本サイクル」におき、勝ち戦の手順を徹底して貫いた改革の流れが記載されています。

②【「戦略プロフェッショナル」三枝 匡著:日経ビジネス文庫(初版2001年9月)】
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  上記と同じ著者ですが、本の内容は、製品の市場シェアの大逆転を起こした36歳の変革リーダーをもとにした実話が記載されています。
  トップ自身が戦略的な判断の視点、見識、センスを持つことの必要性を教えてくれます。

③【「黒字化せよ!出向社長最後の勝負」猿谷雅治著:ダイヤモンド社(初版は2003年11月)】
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  取締役就任を期待していた主人公が、万年赤字の子会社社長として出向し、新規投資と人的資源の補充をしないで2年で黒字化したストーリー。
  各章の終わりには解説ノートがついています。

いずれも読みやすい物語になっていて、戦略を実践で使うポイントが記載されているという共通点があります。それで私はバイブルと考えています。
どの本も、現状分析をし、あるべき姿を仮説として描き、検証しながら実行する。うまくいかなかったら話し合い(フィードバック)して方向を変えるという流れがあります。
 

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上記の「うまくいかなかったら話し合い(フィードバック)して方向を変える」というのは、「戦略参謀Ⅱ:戦略・実行策定」メニューの「経営計画管理」で行えます。
各担当者が入力するという習慣をつけるだけで、社員全員が毎月の振り返りをし、現状を共有できるようになっています。
この「経営計画管理」メニューの「行動計画一覧」が、「戦略参謀」の中で一番魅力的なメニューだとおっしゃってくださった参加者様もいらっしゃいました。
『「経営状態のあるべき姿」を描き、「実行」にうつし、話し合いが出来る』「戦略参謀」を是非ご活用頂ければ幸いです。

経営は『実行力』①(2014.10.16)

【経営は『実行力』】(1)

いつも大変お世話になっております。
若山経営・東京事務所の若山です。

今回から、弊社若山が週間帝国ニュース(株式会社帝国データバンク青森支店様発行)
に掲載させて頂いた『経営は「実行力」』の記事の中から、抜粋したものをシリーズでお届けします。

 
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私たちは本来のPDCAを実践しているでしょうか。
特に欠けているのは、「目標設定のあと具体的な行動計画に落とし込む」ということではないでしょうか?

 Plan:目標を設定し、具体的な行動計画に落とし込む
 Do:組織構造と役割を決めて人員を配置し、組織構成員の動機付けを図りながら具体的な行動を指揮命令する
 Check:途中で成果を測定する
 Action:必要に応じて修正を加える
  *上記はMBA経営辞書から転載しました

「経営者は経営戦略の定石を知っている」それでも、うまくいかないのは、「実行力にかけているから!」と改めて気づかされます。

私は窮境からの脱却をテーマにした、経営の本を意識しています。
その中で、バイブルと考えている本が3冊あります。

次回は弊社若山のバイブルと考えている本3冊をご紹介します。

 

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「戦略参謀」はご存知の通り、「戦略参謀Ⅰ:戦略策定」メニューで「あるべき姿への目標設定」をし、「戦略参謀Ⅱ:戦略実行・管理」メニューで「具体的な行動計画に落とし込む」という流れになっており、「実行するための仕組みづくり」が出来るようになっております。

万が一「操作方法、忘れちゃったな」という方は、是非事務局にお尋ねくださいませ。
また、既存ユーザー様には「経営戦略塾」のお得なリピート受講価格も設定しておりますので、是非お問い合わせください。

戦略参謀Q&A partⅢ(2014.10.09)

【戦略参謀Q&A partⅢ】

いつも大変お世話になっております。
若山経営 東京事務所の若山です。

本日は「戦略参謀Q&A partⅢ」をお送りします。

 
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1、印刷時の承認欄の意味を知りたい
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印刷をすると、承認欄に必ずライセンス所有者の名前が出てきます。
戦略参謀はコピーして貼り付けることで作成できますが、このようにライセンス所有
者の名前が必ず出てくるのは、【ライセンス所有者の了解のうえで作成しています】
という著作権のような意味を含みます。

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2、従業員の規模に制約はありますか?
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従業員の対象規模に制約はありません。戦略参謀のPDCAサイクルの徹底というノウハ
ウは、規模にかかわらず有効に活用できる内容です。

 

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上記は最近よく聞かれる質問です。お役立ちいただけましたでしょうか。
お使い頂くうちに様々な疑問も出てくるかと思います。
そのような時はお気軽にお尋ねくださいませ。

また、経営戦略塾で皆様にご提供している資料に関しても、ご質問または、「こんな
資料がほしい!」というご要望がございましたら、ご連絡いただければと思います。
弊社の若山も皆様の為に喜び勇んで、新しい資料を作成することと思います。
今後ともより皆様にご活用頂けるよう努力してまいりますので、どうぞよろしくお
願いいたします。

戦略とマネジメントが必要な時代②(2014.10.01)

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□■  戦略とマネジメントが必要な時代(2)                    
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いつも大変お世話になっております。
若山経営・東京事務所の若山です。

今回も、弊社若山が週間帝国ニュース(株式会社帝国データバンク青森支店様発行)
に掲載させて頂いた記事の「戦略とマネジメントが必要な時代」の記事から抜粋したものをシリーズでお届けします。

 
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いろいろな業界で、大企業による寡占化が進んでいますが、

「小企業は巨人に飲み込まれつつあり、消滅寸前だと聞かされてきた。
だが、これは100年間ずっとナンセンスだった。小企業は100年前と同じように活動している。
経済における小企業のウエイトは、寡占化や集中の予言にもかかわらず、質量ともに100年間変わっていない。」
(「マネジメント下巻」P65 ダイヤモンド社 著者P.F.ドラッカー 訳者:上田惇夫2008年10月発行)

今、始まったことではないのです。
小企業にこそ、高度なマネジメントが必要。際立った存在になるための戦略を持たなければならない。
有利に戦うことのできるニッチ(市場全体の一部を構成する特定のニーズ(需要、客層)を持つ規模の小さい市場。Wikipedia参照)
を見つけなければならないとドラッカーは言っています。

 

■□随想━━━━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

大企業は分散化された仕事を、小企業に分けて発注しています。
逆に言うと、選ばれる小企業は、大企業が求めるニーズと満たしているということになります。
赤い靴を1足作るのも、求める赤を出せる小企業に発注するわけです。
物が贅沢にあふれる時代だからこそ、ニーズが細かくなります。つまり、ニーズも種類が沢山あるということではないでしょうか。
是非「戦略参謀」を活用し、御社と顧客様にしかない「ニーズ」を見つけ出して頂ければ幸いです。

戦略とマネジメントが必要な時代①(2014.09.26)

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□■  戦略とマネジメントが必要な時代(1)                    
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いつも大変お世話になっております。
若山経営・東京事務所の若山です。

今回も、弊社若山が週間帝国ニュース(株式会社帝国データバンク青森支店様発行)
に掲載させて頂いた記事の「戦略とマネジメントが必要な時代」の記事から抜粋したものをシリーズでお届けします。

 
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前回、制度会計(過去会計)は利害関係者や税務署等への外部報告が目的であり、
マネジメントに必要なのは管理会計(未来会計)であると書きました。
マネジメントの状態を自己評価する経営ツールといわれる、
「経営者に贈る5つの質問」(ダイヤモンド社 訳者:上田惇夫 2009年2月発行)では次のように問いかけています。

 ①われわれのミッションはなにか
 ②われわれの顧客はだれか
 ③顧客にとっての価値はなにか
 ④われわれにとっての成果は何か
 ⑤われわれの計画はなにか

これまで、経営戦略や事業領域を見直すことが必要と述べてきました。
それは上記の①から③の質問に関連することであり、④と⑤の質問に答えることができるのは、
管理会計(未来会計)の視点で経営理念と経営戦略をもとにした経営計画を作り、それを実行する企業だけです。
 

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「経営者に贈る5つの質問」は、非常にシンプルな質問だと思います。
しかし、シンプルかつ直接的に伝わるように文字にすると、改めて考えさせられるのではないかと思います。
戦略参謀の「戦略策定」メニュー(「戦略参謀Ⅰ」)全体をじっくり行うことで、上記の①~⑤の質問の答えは出るのではないかと思います。
是非活用されてみてください。

最後までお目通し頂きありがとうございました。