ニュースレター

SWOT分析 – 3(2017.12.26)

SWOT分析 – (3)

「目標」が明確であれば、SWOT分析は戦略を考えるツールとして有効です。

・強み(Strengths) :目標達成に貢献する組織(個人)の特質
・弱み(Weaknesses) :目標達成の障害となる組織(個人)の特質
・機会(Opportunities) :目標達成に貢献する外部の特質
・脅威(Threats) :目標達成の障害となる外部の特質

私は、経営計画を作成し目標達成のために社員や幹部でSWOT分析をしましょう!
という提案をしてきました。

失敗の経験も多いのですが、それには「目標設定と現状認識が甘かった」という
共通点があります。

SWOT分析の次のステップで「クロスSWOT分析」があります。

目標達成のための戦略は、内的要因(強みと弱み)・外的要因(機会と脅威)に
分類した上で考えます。

分析は戦略を考える始まりにすぎません。

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SWOT分析-2(2017.12.19)

SWOT分析 – (2)

SWOT分析は、本来戦略的・創造的に使うものです。

みんなでわいわい考えるには最適のツールなので、研修では良く使われます。

なぜ、私は疑問を持ったのでしょうか?

SWOT分析に関して避けるべき誤りに「目標を定めて同意をとる前にSWOT分析を行
う。そのような分析結果には意味がない」という言葉があります。

目標達成のため、「経営資源と市場機会(外部環境)の最適な適合はなにか」を
考え、経営戦略を考えるのが本来の使い方です。

前提に「目標」がなければ時間をかけて考えたことは実行に移すことができませ
ん。

疑問は、事業承継で目に見えない資産を引き継ぐためには、現状を確認し、事業
承継の時点では経営をこのようにしてバトンタッチしたいという「目標」がない
ままSWOT分析をしたからです。

次号も、SWOT分析についてご説明いたします。

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SWOT分析ー1(2017.12.12)

SWOT分析 – (1)

最近、経営戦略を考える時に良く使われるのがSWOT分析です。

SWOT分析は1920年代にハーバードビジネススクールの3人の教授が、複雑な状況の
なかで迅速な意思決定を可能にすることを目指し開発した「SWOTモデル分析」が
始まりです。

セミナーや研修などでSWOT分析を実際に行ったことがある人は多いのではないで
しょうか。

私が最近参加した「事業承継の研修」でも使われました。

事業承継の構成要素として、

1.人(経営)の承継
2.資産の承継
3.目に見えにくい経営資源(知的資産)の承継

があります。経営資源とは、「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」の4つ。

これをSWOT分析の手法を使って考えましょうという内容で、結果は事例企業の目
に見えにくい資産を棚卸できたのですが、これでいいのだろうかという疑問を持
ちました。

次号は、SWOT分析の本質に迫ります。

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