ニュースレター

経営戦略の策定と実行①(2014.01.14)

若山経営・東京事務所の若山です。
いつも大変お世話になっております。

今回は弊社若山が週間帝国ニュース(株式会社帝国データバンク青森支店様発行) に掲載させて頂いた記事の「経営戦略の策定と実行」の記事の中から抜粋したものから2回シリーズでお届けします。
 

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            経営戦略の策定と実行(1)
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変化の激しい時代環境です。
どうしてもリスクをとることができず、先の読めない将来予測を延々とし、責任回避の言い訳を並べ立ててしまうという「思考のモラルハザード」に陥りやすいというのが現状です。
中小企業は不確実で不透明な時代だからこそ、「戦略思考」を身につけ事業を継続するための仮説(シナリオ)を明快につくることが大切です。

「戦略思考」を高めるためには、次の3つのスキルを培うことが必要です。
 ①課題に対して結論を求められた時、責任をもって具体的結論を出す力
 ②課題の品質を理解するために、過去から将来までロジックで構造を洞察する力
 ③結論を判断する際に、価値基準をもって判断を行う力

上記は、課題は明確か?価値基準を持っているか?ということを問いかけています。
 

■ 随想 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・….・・・・・……・・……………

「戦略参謀」を使うと経験の浅い社員が、経験豊富な社員とほぼ同様に、社長と経営計画についてのお話ができるようになったという有難いお話をお聞きします。
それはもしかしたら、「戦略参謀」には上記の「戦略思考」を高める3つのスキルが、流れに沿って自然に入っているからかもしれません。
経験を問わず使っていただけるというのも「戦略参謀」の魅力なのではないかと思います。

あるべき姿を描き、経営力を強化する③(2013.12.27)

若山経営・東京事務所の若山です。
いつも大変お世話になっております。

今回も弊社若山が週間帝国ニュース(株式会社帝国データバンク青森支店様発行) に掲載させて頂いた記事の「あるべき姿を描き、経営力を強化する」の記事から抜粋したシリーズの第3回目をお届けします。
 

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         あるべき姿を描き、経営力を強化する(3)
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事業領域の設定は、
 ①営資源(人、モノ、金、情報)の分散化を回避する
 ②事業の過度の集中を回避する
という目的があります。

「誰に」、「何を」、「どのように」という視点から事業領域を考え直すことにより、現状を確認し、次のステップで「事業領域の再定義」に取り組みましょう。
それがあるべき姿の確立につながり、中小企業がイノベーションにチャレンジする第一歩です。

金融円滑化法廃止後の対策として、国は、様々な支援策を打ち出しています。
普段おろそかにしている、「重要だが、緊急度は低い」という領域を見直すチャンスです。

ピーター・ドラッカーは、
「企業の役割はマーケティングとイノベーションの2つだけである。この2つの活動は成果を生み出すが、他のすべての活動はコストを生むだけだ」
と述べています。

百年続く企業の条件は「伝統と革新」。 革新を起こすには、「マーケティングとイノベーション」。

わが社が取り組むべきマーケティングとイノベーションを考えましょう。
 

■ 随想 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・….・・・・・……・・……

「戦略参謀Ⅰ」のメニューの最初にある『経営基本要素』ですが、改めてこのメニューが一番最初に位置づけられている重要性を感じます。
「ミッション」「ビジョン」「事業ドメイン」が企業運営における全ての肝なのだなと思いました。
「戦略参謀Ⅱ」 から使用する際も、この『経営基本要素』は是非一度考えてみてはいかがでしょうか?
 

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早いもので今年も残りあと僅かとなりました。
本年は皆様に大変お世話になりました。心よりの感謝とお礼を申し上げます。
時節柄、ご多忙のことと存じますので、くれぐれもお身体にはご自愛くださいませ。
来年も一層のご指導ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。

あるべき姿を描き、経営力を強化する②(2013.12.20)

若山経営・東京事務所の若山です。
いつも大変お世話になっております。

今回も弊社若山が週間帝国ニュース(株式会社帝国データバンク青森支店様発行) に掲載させて頂いた記事の「あるべき姿を描き、経営力を強化する」の記事から抜粋したものをシリーズでお届けします。
 

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        あるべき姿を描き、経営力を強化する(2)
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「コトラーのマーケティング講義」に、イノベーションによって生活費を押し下げてくれる企業の代表格として、
イケア、サウスウェスト航空等が紹介されています。
イケアとサウスウェストは、伝統を守りながら、低価格・低コストで業界の常識を変えることに成功しました。

上記のような大企業には、創造力の高い人材がいて、すぐれたアイディアをだしてくれるので、イノベーションが可能です。
それに比べて中小零細企業は、人材不足、よって、イノベーションなど不可能と思っていませんか?

あきらめる前に、経営の定石を使って考えを整理しましょう。
その一つに、「事業領域の再定義」があります。
これまで、私達は提供する商品・サービスと顧客という側面からだけ事業を考えてきました。

しかし、本来、事業活動を続けるにあたって、誰に(顧客・市場)、何を(ニーズに対する商品・サービス)、どのように(独自能力によるアプローチ方法)の3つの要素から事業の方向性を考える必要がありました。

それが事業領域(ドメイン)を設定するという意味です
 

■ 随想 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・….・・・・・……・・……

確かに大企業のように高い報酬を払い専門の人材を雇うことで、優れた結果を出すことができるのかもしれません。
しかし「戦略参謀」を使って顧問先と新たなアイディアを出し合い、「共同で作り上げていく」ということも非常
に付加価値の高いもののように感じます。
上司から決まったことを言われるのではなく、全社員合意の上での「アイディア」なら大企業に負けない優れた結
果が出せるのではないでしょうか。
次回は事業領域の目的についてです。

あるべき姿を描き、経営力を強化する①(2013.12.20)

若山経営・東京事務所の若山です。
いつも大変お世話になっております。

今回は弊社若山が週間帝国ニュース(株式会社帝国データバンク青森支店様発行)に掲載させて頂いた記事の「あるべき姿を描き、経営力を強化する」の記事から抜粋したものをシリーズでお届けします。
 

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        あるべき姿を描き、経営力を強化する(1)
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金融円滑化法が廃止に伴い、経営課題に対応するための様々な支援策が打ち出されています。
中小企業にとってはチャンス到来、あるべき姿を描き経営力を強化しましょう。
「あるべき姿を描く」のは、マーケティングからはじめ、顧客に対してどのような価値が提供できるのかを考え、経営戦略を明確にし、経営計画の作成に着手するという順序になります。

◎マーケティング
 どのような価値を提供すればターゲット市場のニーズを満たせるかを探り、
 その価値を生み出し、顧客に届け、そこから利益を上げること(フィリップ・コトラーの著書)

 そして、マーケティングに及ぼす影響として次の3つを上げています。
  ①グローバリゼーション(コストの安い地域に生産を移転したり、現地企業よりも安い価格で他国に製品を提供したりすることを意味します。)
  ②ハイパーコンペィション(多数の企業が同じ顧客のもとに殺到して、価格の低下を引き起こす。)
  ③インターネット(人々は、瞬時に価格を比べ、もっとも低い価格の売り手へと向かう。)

上記の影響は、私達中小企業にとって、現実のものとなっています。
 

■ 随想 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・….・・・・・……・・………………

夕方6時を過ぎると一気にアルコール飲料のCMが増えてきます。
また、今の忘年会・新年会シーズンに伴い胃腸薬のCMも増えます。
これも時間帯と時期を絞ったマーケティング戦略ではないかと思います。

お付き合いの多くなる時期、くれぐれもご自愛くださいますようお願い申し上げます。

第12期経営戦略塾 第3.4講座のご案内(2013.12.13)

若山経営東京事務所の若山です。
いつも大変お世話になっております。

年の瀬でなんとなく心せわしい毎日となりますがいかがお過ごしでしょうか。
皆様くれぐれもお身体にはお気を付けくださいませ。
 

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       第12期経営戦略塾 第3,4講座のご案内
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ユーザーの皆様はご存じの事と思いますが、第3,4講座では
 ①「戦略参謀Ⅱ」の操作演習
 ②株式会社シナプス 細井大地氏によるKPI設定の講義
 ③KPI 設定の演習
等を主に行っています。

また、最近では「ターゲティングとポジショニング」についてもグループ演習を行っており、ご参加頂いた皆様からご好評を頂いています。
「ターゲティングとポジショニング」を考えていただくことによって、Ⅰの「現状分析」メニューからⅡの「KPI・目標設定」メニューまで、顧問先様とのコミュニケーションがさらに円滑になるのではないかと思っております。
再受講制度もございますので、是非この機会にご参加をご検討頂けると幸いです。

◆日時
 ◎第3講座
   平成26年1月8日(水) 10:00~17:30(終了後、懇親会を18:00~予定しております)
 ◎第4講座
   平成26年1月9日(木) 9:30~17:00

◆定員:15社

◆受講費用
 ◎以前受講された方
   1社2名様 63,000円(税込)
 ◎軍師の会会員様
   1社2名様 31,500円(税込)
 ※3名様以上は1名様毎 31,500円(税込)

◆お申込み期限:平成25年12月24日(火)
 

皆様のご参加お待ちしております。

組織に変革をもたらす会議②(2013.11.29)

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□■軍師の会ニュースレター                □■
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若山経営・東京事務所の若山です。
いつも大変お世話になっております。

今回は弊社若山が週間帝国ニュース(株式会社帝国データバンク青森支店様発行)に掲載させて頂いた記事の「組織に変革をもたらす会議」の記事の中から抜粋したものから、第二弾をお届けいたします。

 
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  【組織に変革をもたらす会議 第二弾】
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“イシュー(issue)”について
聞きなれない言葉ですが、次のように解釈されています。

【「何を考えるべきか」「受け手の関心は何か」を熟考、「考え論じる目的」を抑えることを指す。「またイシューは、課題論点」ともいう。】
重要な点、論点、争点といった意味を持つ言葉であり、論議のポイント、すなわち、今何の話をしているか、ということを指す言葉です。

例えば、仕事が終わってから会議をしても、帰りの時間が気になり集中できません。
その上、議論が脱線(自分の関心事に話を逸らす)したのでは「こんな会議はやらない方がまし!」と言われてしまいます。
集中できる時間に会議を設定すること、イシューを明確にすること、この2つが、効率的に会議をやる「鍵」です。
イシューを常に意識するのが難しいようであれば、会議の最初にイシューの説明をした上で、全員の合意を得
ると共に、ホワイトボードなどの全員が見える場所に書いておくなどの工夫をしてはどうでしょうか。
書いたものがあれば、議論が脱線しかけた時も、「イシューに戻しませんか?」と言いやすくなります。

 
■ 随想 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・….・・・・・……・・………………

弊社の「経営戦略塾」では、『戦略参謀』を使用すると会議が「空中戦」ではなく「地上戦」で話せるようになる、と表現されます。
「空中戦」とは思いついたまま進行が進んでしまったり、部下の意見が通らない上司の独断場の会議になってしまったりすることを指します。

『戦略参謀』を利用すると、「地上戦の会議」をすることができます。
それは、メニューの流れに沿って会議を進行することで、会議参加者全員が「会社の課題」を共有意識でき、「イシュー」 から逸脱しない流れを作り上げることが出来るためです。
『戦略参謀』を活用し、是非御社の会議を良い方向へ変えて頂ければ幸いです。

軍師の会シーズンⅢのご案内(2013.11.15)

若山経営東京事務所の若山です。
いつも大変お世話になっております。

一気に冬の気配がしてまいりました。
皆様どうぞお体には気をつけてください。
 

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╋■┛ 軍師の会シーズンⅢのご案内
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いよいよ『軍師の会 シーズンⅢ』が始まりました。
お陰さまで『シーズンⅡ』は『シーズンⅠ』を上回る17社にご入会いただきました。
本当にありがとうございます。

『シーズンⅡ』より開始した Skype ネットミーティングも大変ご好評をいただき、毎月『軍師の会』会員様と戦略参謀操作面の不明点だけにとどまらず、「会議進行の仕方」「KPI 設定方法の仕方」 等、様々なテーマについて、意見交換を実施させていただいております。

また、『シーズンⅢ』より、いよいよ【web 軍師】も始動いたします。
『軍師の会』会員様には特典もございますので、まだご参加いただいていない経営戦略塾をご受講いただいた戦略参謀ユーザーの皆様は、是非この機会に、軍師の会へのご加入をご検討いただければと思います。

尚、『シーズンⅡ』にご入会頂いている会員様には期間満了の1ヶ月前頃に、随時「参加継続ご確認書」をお送りさせていただいておりますので、引き続きのご加入、お待ちしております!

ご不明点等ありましたらお問い合わせ下さいませ。
ご案内を添付しました。
どうぞよろしくお願いします。

【第12期】経営戦略塾のご案内(2013.11.08)

若山経営東京事務所の若山です。
いつもお世話になっております。

経営戦略塾、第12期の開催のご案内です。
 

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   【第12期】経営戦略塾開催のご案内
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◆時間
 ◎第1,3講座 10:00~17:30(終了後、懇親会を18:00~予定しております)
 ◎第2,4講座 9:30~17:00

◆定員:15社

◆受講費用
 ◎以前受講された方は1社2名様 63,000円(税込)
 ◎軍師の会会員様は1社2名様  31,500円(税込)

 ※3名様以上は1名様毎 31,500円(税込)

◆お申込み期限:平成25年11月22日(金)
 

皆様のご参加お待ちしております。

青森大会の模様(2013.11.01)

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□■  【青森大会感謝御礼】軍師の会ニュースレター(No36)    □■ ■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□

若山経営・東京事務所の若山です。
いつもお世話になっております。

10月10日~12日に行われました、『軍師の会 青森大会』が無事閉幕いたしました。
ご参加くださった皆様、弊社の本拠地でのおもてなしをお楽しみいただけたなら光栄です。

予定が付かず不参加となってしまった皆様にも、大変ご好評を頂いた(株)シナプスの細井大地氏の講義について、お裾分けしたいと思います。
同氏には「マーケティングとは?」のテーマでお話しいただき、その後質疑応答の時間を設けさせていただきました。
今回は、その時の様子の一部をご紹介させていただきます

 
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  ~軍師の会 青森大会~
    (株)シナプス細井大地氏『マーケティングとは?』質疑応答
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┌──┬────────────────────────────────────────────
│ 1 │業績の悪い営業マンは「売れない理由」ばかり話し、話が前に進まない。
│  │(改善点が見つからず戦略が一向にみえてこない)
└──┴────────────────────────────────────────────
 ⇒細井氏の回答:
  「業績の良い営業マンは『チャンスはどこにもありますよ』と言います。
   業績の良い営業マンと悪い営業マンでアクションやターゲットの違いを分析することから始めましょう。」

┌──┬────────────────────────────────────────────────────
│ 2 │ お客様から自社に新商品に対する要望はあるが、それ以上のご要望がわからない。
│  │顧客理解のために、自社を何故選んだのか情報を集めたいがどうしたらよいのか。└──┴────────────────────────────────────────────────────
 ⇒細井氏の回答:
  「顧客がどんな競合と自社を比較し、どんなニーズがあって自社を選択したのかを伺ってみましょう。
   その上で自分たちの強みを聞いてみるとよいでしょう。」

┌──┬──────────────────────────────────────────
│ 3 │毎回言い訳を持ち出し、いっこうに計画を実践しない顧客がいる。
│  │「できない」という理由をつぶしていくにはどうしたら良いのか。
└──┴──────────────────────────────────────────
 ⇒細井氏の回答:
  「もし、失敗したらどんな理由が考えられるか聞くというように率直に質問してはどうでしょう。」
 

■ 青森大会 随想 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・..・・・・・……・・………………

質疑応答時間には、皆様より沢山のご質問をいただきました。
その後のグループディスカッションでも、本当に様々なご意見やご感想をいただきました。
また、『戦略参謀』の新たな追加メニューのご要望までいただき、皆様の熱気が感じられる一日になりました。 ご参加してくださった皆様、本当にありがとうございました。
 

□■□∞∞─ 【お知らせ】 ──────────────────────────────────────────────∞∞□■□
 まもなく、「第11期経営戦略塾 第3,4講座」が東京にて開催されます。
 ご好評につき、(株)シナプスの細井大地氏が第4講座でも講義をしてくださいます。
 『軍師の会』会員様および以前受講された方は特別料金設定がございますので、是非お問い合わせください。
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組織に変革をもたらす会議①(2013.10.24)

若山経営東京事務所の若山です。
いつも大変お世話になっております。

今回は弊社若山が週間帝国ニュース(株式会社帝国データバンク青森支店様発行) に掲載させて頂いた記事の「組織に変革をもたらす会議」の記事の中から抜粋し、2回に渡ってお届けいたします。
 

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╋■┛ 組織に変革をもたらす会議(1)
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私達、中小零細企業は、会議をやる時間はもったいないと考え、時間外にやることが多いのではないでしょうか?
会議は仕事と考えるべきです。

会議には大きく分けて二つの種類があります。
 ①報告、連絡、通達、情報伝達、説明 → 一方通行
 ②問題解決意思決定、合意形成 → 双方向

経営計画を、ボトムアップに変えることができるのはもちろん「②」です。
「②」のケースでは、発生した問題を解決する場当たり的な運営が多く見られ、
 誰かが、自分の意見を声高に主張するだけ
 都合の悪い反論には答えない
 議論がかみ合わず、同じところをぐるぐる回るだけ
 挙句のはてに時間切れになって、何が決まったかさっぱりわからない….

こんな会議だったら、忙しい時間を割いて出席しても意味がない。
るのだったら時間外という悪のスパイラルに陥ってしまいます。

これを避ける「鍵」は三つです。
 ①イシュウ(考え、論じる目的)を明確にする
 ②誰かがファシリテーター(進行を中立的な立場で行う人)の役割りをする
 ③会議の終わりには必ず結論を出す(誰が、いつ、どうやって)

次回は上記の3つの「鍵」についてです。
 

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よくテレビドラマで見ますが、社長の鶴の一声で、その場の全員が賛成の雄叫びを上げ始めます。
その裏で、社長失脚を画策する幹部が出てきます。
私はドラマの見すぎかもしれませんが、そのような事が起きないためにも「合意形成」は必要だと思います。
弊社の戦略塾の「ファシリテーション講座」では「合意形成」の仕方も学ぶことができます。
再受講制度もありますので、是非ご活用ください。