ニュースレター

あるべき姿を描き、経営力を強化する④(2014.01.29)

若山経営・東京事務所の若山です。
いつも大変お世話になっております。

今回も弊社若山が週間帝国ニュース(株式会社帝国データバンク青森支店様発行) に掲載させて頂いた記事からお届けします。 昨年末配信したシリーズ「あるべき姿を描き、経営力を強化する」の記事から抜粋した第4回目です。
 

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         あるべき姿を描き、経営力を強化する(4) ◆━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━━…━◆

帝国データバンクの特別企画:事業承継に関する企業の意識調査(2013/7/11 報告)では、

『社長の高齢化や後継者難を背景に問題となっている事業承継は、8割を超える企業が経営問題として認識している一方で、6割超の企業が取り組んでいない。
このうち、事業承継のための計画を持たない企業も3割に達する。
その理由としては、「まだ事業を譲る予定がない」、「事業の将来性に不安がある」、「任せられる人がいない」があげられた。』

とまとめられています。

金融円滑化法の廃止により、国は、経営革新支援機関を認定し、
経営改善計画の推進で対象となっている企業36万社(25年3月末)の救済を図ろうとしていますが、認定された支援機関は税理士法人や金融機関主体で約15,884機関(25年8月15日現在)、提出された利用申請は全国で約500件という実態です。

その背景を考えると、金融機関と企業本来の関係があり、積極的に経営改善(または革新)に取り組む姿勢が見られない企業に責任があると言えます。
 

■ 随想 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・….・・・・・……・・……

サッカー選手の中村俊輔さんが「足りないものがわかれば、それを埋めることを考えればいい。何もわからないより、よっぽど素晴らしい。」と名言を言っています。
私ごときが言うのも何ですが、「取り組めない理由」が分かっているのに、解決策を講じないのはもったいない気がします。
「戦略参謀」は、「取り組めない理由」を「取り組める理由」にしてくれるお手伝いができるかと思います。 「戦略参謀」を使用し「不安」が「自信」に変わる瞬間を体験してみてください。