ニュースレター

PDCAサイクルの実践とマーケティング②(2013.02.12)

(株)若山経営 東京事務所の若山です。
いつも大変お世話になっております。

前回の「PMマトリクス」についての記事で「アンゾフ・マトリクス」という言葉が出てきました。
今回は、その「アンゾフの成長マトリクス」についての記事を1部抜粋し、ご紹介させていただきます。

 
■╋■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
╋■┛ PDCAサイクルの実践とマーケティング(2)
■┛━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆アンゾフの成長マトリクス

1965年出版の「戦略経営論」でH・イゴール・アンゾフによって提唱されたものです。
1つの大企業で立証された新しい思考プラットフォームの上に構築された「成長ベクトルの構成要素(軍隊の意思決定プロセス)」が元になっています。
企業の経営戦略上の位置づけを行う為に、市場と製品の2軸を決定し、既存・新規と分ける事により、4つの象限へ分類しました。
これにより、「市場における競合」という概念を持ち込みました。

商品や技術力、そして営業力だけで起業している中小零細企業には縁のない世界と思われがちですが、勝ち残る為に必要な戦略です。
 

☆::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::☆

『戦略参謀Ⅰ PMマトリクス』が導き出す数字はまさに「勝ち残る為の戦略の数字」ではないでしょうか。
ここでじっくり検証することにより、現状の姿⇒未来の姿とおぼろげな計画ではなく、はっきりした計画に色づけされます。
再度、『戦略参謀Ⅰ PMマトリクス』を検証いただけたらと思います。
次回は『アンゾフの成長マトリクス』の参考図から導き出された戦略についてです。